妊婦健診 順調な妊娠経過のために、定期的な妊婦健診を受けましょう。 超音波検査での胎内の健診を行っています。 妊娠初期には胎児全体の様子を3D超音波検査で見ることもできます。 受診回数 妊娠初期~妊娠23週まで 4週毎 妊娠24~35週まで 2週毎 妊娠36~予定日まで 1週毎 予定日以降 適宜 健診でのチェックポイント 母体 胎児 血圧・体重測定(毎回) 心音確認(毎回) 尿検査(毎回) 発育(毎回) 腹囲・子宮底(16週以降) 羊水量 貧血の有無(適宜) 心奇形や奇形の有無 体重の変化 心配や不安等 気をつけておきたい症状 下記の症状がありましたら、まずは電話でご連絡ください。 ① 出血 妊娠中の性器出血は、おなかの痛みの有無に関係なく診察が必要です。 ② おなかの痛み・張り 下腹部痛や腹部緊満感は切迫流産・早産の兆候のひとつと考えられます。 安静にしていても治まらず、周期的なおなかの痛みや硬くなるような感じがある場合は受診をおすすめします。 ③ 破水感・水のようなおりもの チョロチョロの場合は尿漏れと間違えることもあります。 量が多い少ないに関わらず、おかしいなと感じたら受診です。 ④ 胎動の異常 いつもより赤ちゃんの動きが鈍いと感じたら早めに受診しましょう。 ⑤ 常位胎盤早期剝離 通常は赤ちゃんが生まれた後に胎盤がはがれますが、まれに胎盤のほうが先にはがれることがあります。 性器出血・胎動減少・おなか全体がずっとかたい、痛い等の症状がある場合はすぐに連絡してください。 帝王切開 骨盤位(さかご)や、お母さんの体調が悪かったり、胎児に何らかの悪い兆候がある場合は帝王切開が必要になることがあります。当院の手術はすべて吸収糸による埋没縫合です。術後の抜糸や消毒はありません。できるだけ腹部の下部を横切開しますので、傷はほとんどわからなくなります。 予定帝王切開の場合は、前日より入院していただき体調を整えます。緊急手術の場合は、30分から40分で準備を完了し、手術を開始します。(約30分) マタニティクラスについて 妊娠34週ごろの妊婦さんを対象に月2回(第2・4火曜日)マタニティクラスを開催しています。おおまかなお産のながれ、おっぱいのお話し、病棟の案内など1時間ほど予定しています。 詳しい日程は診察室入り口の案内ボードに書いてあります。原則本人のみの参加で、待合室で行いますので、人数制限させていただいています。付き添いの方も希望される場合はご相談ください。 ※現在、新型コロナウイルス感性症の拡大防止のため個別対応となっております。 予約用紙は28週以降に入院案内と一緒にお渡しします。ご記入のうえ受付に提出してください。 里帰り出産について 妊娠34週ごろを里帰りの目安にしています。 当院では分娩の定員制限はいたしておりませんが、当院での出産を希望される方はお早めの連絡をお願いします。初回受診時に、紹介状・母子手帳・保険証を持参ください。 無料健診票は、各自治体によって取り扱い方が異なりますので、里帰りする前にご確認ください。石川県内の方はそのまま使用することができます。